- 垂石 眞子
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絵本作家・画家・児童文学作家。神奈川県茅ヶ崎市出身。多摩美術大学卒業。
大学卒業後、サンリオに入社、資料室にあった外国の絵本を見て感銘を受ける。退社後に出産、育児で絵本に再び出会い児童文学の道へと進む。
パステル・水彩・クレヨン・色鉛筆・筆・竹ペンなど様々な画材を楽しむ。子ども動物はもちろん好きだが、シニカルな絵も描く。また、舞台の仕事も手掛ける。
2011年神奈川県民ホールにて音楽劇「ピーターと狼」の舞台スクリーンにアニメーション。
2013年「メガネをかけたら」(小学館)が「第23回 けんぶち絵本の里大賞 びばからす賞」。
2017年 – 2019年、日本国際児童図書評議会(JBBY)理事。日本ペンクラブ会員。
自作の絵本に「もりのおくりもの三部作」(もりのふゆじたく・きのみのケーキ・あたたかいおくりもの)「しょうぼうじどうしゃのあかいねじ」「ねずくんとらくんのあついあついあつい」「あいうえおおきなだいふくだ」「なみだ」「あついあつい」(以上福音館書店)。「ぷーちゃんシリーズ」(ポプラ社・リーブル)。幼年童話に「しばいぬチャイロのおはなし・まよなかのサイクリング」(あかね書房)などがある。
他に絵本は「ぼくびょうきじゃないよ」(角野栄子)「月へミルクをとりにいったねこ」(スメードベルイ作)「わたしのかさはそらのいろ」(あまんきみこ)(以上、福音館書店)、「まいちゃんのいちにち」(神沢利子・小峰書店)「あなたこそたからもの・けんぽうのえほん」(伊藤真・大月書店)など多数。
児童書の挿絵として、「ぞくぞく村シリーズ」(末吉暁子 全19巻・あかね書房)、「名たんていカメラちゃんシリーズ」(デビット・アドラー 全10巻・国土社)や、「サイテーなあいつ」(花形みつる・新見南吉児童文学賞・童話館出版)「かわいいこねこをもらってください」(なりゆきわかこ・ポプラ社)「ぼくの犬スーザン」(二コラ・デイビス・あすなろ書房)などがある。
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しばいぬチャイロのおはなし
「しばいぬチャイロのおはなし・まよなかのサイクリング」
あかね書房
「チャイロは たっくんちの しばいぬ。
たっくんの あかいじてんしゃを みて、
『ぼくも のってみたいな』と おもっています。
チャイロは ねこの シロと、
よなかにこっそり じてんしゃに のってしまいます。
かわの ほうまで いくと まんかいの さくらが・・・」
人間と一緒に暮らしているワンコやニャンコ。
ほんとはどんなことを考えているのかしら。
きっと、知らないことがいっぱいあるんじゃない?
18年いっしょに暮らした我が家のワンコがモデルです。 -
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