• 浜田 桂子
  • はまだ けいこ
    1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒。田中一光デザイン室勤務の後、1984年『あやちゃんのうまれたひ』(福音館書店)でデビュー。
    絵本に『てとてとてとて』『わらう』(福音館書店)、『ぼくのかわいくないいもうと』『おやおやじゅくへようこそ』『あげます。』(ポプラ社)、『あめふりあっくん』(佼成出版社)、『ちいさな島のおおきな祭り』(新日本出版社)、『まよなかかいぎ』『るすばんかいぎ』『おめでとうかいぎ』『どうしよう』(理論社)など多数。
    平和絵本づくりを中国、韓国の作家に呼びかけ、日・中・韓12名の作家で平和絵本シリーズを企画。『へいわってどんなこと?』を3カ国で共同刊行(日本は童心社)。
    国内外の子どもたちとの絵本交流も多い。
    2020年『へいわってどんなこと?』香港版が「Hong Kong BookPrize」を受賞。
    2020年NHKテレビ「あさイチ」プレミアムトーク、「ラジオ深夜便」戦争・平和インタビュー に出演。
    (一社)日本文藝家協会会員
    日本ペンクラブ「子どもの本」委員会委員
    東京純心大学客員教授

  • へいわってどんなこと? 童心社

    日本作家4名(田畑精一、田島征三、和歌山静子、浜田桂子)が中国と韓国の作家によびかけ、3国12名で日・中・韓平和絵本プロジェクトを企画。意見交換しながら制作しました。
    出版後、絵本を抱え、東京、韓国、北朝鮮、気仙沼の子どもたちと命や平和について語りあい、共同制作の大きな絵を描きました。
    現在、中国、韓国、香港、ベトナムで刊行されているほか、ボランティアの方の翻訳で、世界各地の難民キャンプにも届けられています。
    2020年 香港版が、香港で年間出版されたジャンルを問わない書籍 から9冊選ばれる 「Hong Kong Book Prize」を受賞しました。

  • あやちゃんのうまれたひ 福音館書店

    1984年12月、福音館書店「こどものとも」で刊行された私のデビュー作。赤ちゃんの誕生を、家族みんなで待ちわびる絵本です。
    私は早くに両親を病気で亡くしています。私自身の出産のときに、命はつながっていること、父や母の命を、新しい命はひきついで生まれてくることに、深い感動を覚えました。その体験から生まれた絵本です。
    現在までずっと読み継いでいただいています。

  • おめでとうかいぎ 理論社

    卒園の日、ゆうきくんはみんなからおめでとうと言われるけれど、小学校入学への不安から、なかなか眠れません。すると、赤ちゃんの頃のものたちがやってきて、ゆうきくんの成長を語ります。
    だいじょうぶ、みんな応援しているよ!

  • どうしよう 理論社

    「どうしよう」と思ったとたん、ああでもない、こうでもないといろんな「ぼく」がでてきちゃう。いろんなぼくがいても、いいんだね。
    何を考えたっていいんだよ、自分を嫌いにならなくていいんだよ、と伝えたくて作りました。2022年2月出版の最新作です。

  • まよなかかいぎ 理論社

    真夜中、ゆうきくんがぐっすり眠っているとき、文房具たちが小学校での一日を、語り合います。
    「文房具が主人公の絵本を作ってください」小学校に絵本の話に伺った折、3年生の女子生徒さんがこう言いました。その言葉から、数年後に作った絵本です。

  • るすばんかいぎ 理論社

    家具たちが、日頃のゆうきくんの様子を語り合います。
    みんな、応援しているよ。

  • てとてとてとて 福音館書店

    人間の手には、なんだか不思議な力がある。ずっとそう思っていました。何年もかかって、ようやく1冊の絵本になりました。
    3.11の大震災直後、避難所の体育館から中継されていた「NHKつながるラジオ」で、まるごと読んでいただきました。

  • あめふりあっくん 佼成出版社

    朝の保育園。おうちの人とお別れして大泣きするあっくんを、おともだちがいろいろなぐさめますが・・あっくんの涙はとまりません。
    ともだち、仲間の素敵さを描きたくて1冊にしました。
    なぜか中国で人気で、驚いています。

  • おやおやじゅくへようこそ ポプラ社

    親だけが入れるおやおや塾。子どもと楽しく暮らすためのお勉強をする塾です。先生は、子どものことを一番知っている子どもたち。優しくて優秀な先生です。ドリルもがんばってね!

  • ぼくのかわいくないいもうと ポプラ社

    おにいちゃんのことが好きで好きでたまらないいもうとと、おにいちゃんの愉快なお話。
    いもうとのまほちゃんのせりふをどう読むか。読み聞かせをしてくださる方によって、たちあがる雰囲気ががらりと変わるのが楽しいです。

  • だれのこどももころさせない かもがわ出版

    若いママたちが、戦争に反対して声をあげました。
    その声を、絵本にしたものです。

  • ちいさな島のおおきな祭り 新日本出版社

    沖縄八重山の竹富島。600年伝承されている種子取祭を絵本にしました。
    何度も竹富島に通い、島の長老の方、子どもたちの応援をいただいて完成した絵本です。

  • イラストレーション 平和だいすき!